収穫 |
水島柿など生食用の甘柿を使う。十分に熟したもので熟れすぎていないもの。 |
割砕 |
へたを取り除き、柿を潰し割砕する。漉して種を取り除く。 |
仕込み |
漉した柿をタンクに投入し、酵母菌を打つ。 |
一次発酵 |
発酵が始まると気泡がふつふつと立ち、発酵熱が出始める。寒い日には暖を取りながら発酵させたほうが発酵は順調に進む。酒用圧搾機「ふね」で布袋に柿もろみをいれ搾る。アルコール度を測定しアルコール度が低すぎれば酒精を足したりして発酵の手助けを行う。途中何度か攪拌する。アルコール発酵が進み、柿酒ができる。 |
二次発酵 |
発酵が落ち着いたら雑菌が混入しないように密封して春までじっくりゆっくり発酵を待つ。柿酒は酢酸発酵により酢に変化する。 |
火当て殺菌 |
柿酢に75度まで熱をかけて菌を殺し発酵止めをする。 |
折引き |
静かに寝かせて不純物を沈殿させる。 |
濾過 |
上澄み液を取り濾過すると清澄な柿酢が出来上がる。 |
柿酢は蜂蜜・レモンを混ぜて5〜6倍の冷水で割って飲んでもおいしいですし、酢の物やドレッシングなどのお料理に使ってもおいしいです。また、夏は夏ばて、冬は風邪の回復にもよく効きます。柿酢があれば医者いらず。「富山の薬」にまけないほどの効力があります。